カーネーションの出来るまで @
耕耘作業中 |
まずハウスの中を耕耘します。トラクターが入れないような狭い場所では耕耘機を使います。
毎年作るハウスではこの作業の前に、収穫の終わったカーネーションを抜く作業
(『恒例母の日イベント』参照)があります。
土壌消毒作業中 |
そして土を消毒します。この作業はクロールピクリンという劇薬を使うので、
手袋や防毒マスクが必要です。
マスク、手袋で防備 |
土を消毒したあとはビニール等で土を被覆しハウスを密閉し、約1〜2週間そのままにします。
苗の準備は約半年から1年前に種苗会社に予約を入れておきます。
自分で苗を作る方法もありますが、パテント等の関係で増殖できる品種は限られています。
苗を挿した様子 |
消毒が終わるとガス抜きの作業をします。これは土の中に残っている有毒ガスを
出し切るために土を耕耘します。この作業もマスクが必要なときがあります。2回行います。
ガス抜き作業 |
ガス抜きが終わると、土をならし、灌水用のパイプやチューブを設置、
ネットを張り、支柱を立てて、定植の準備が整います。
定植は苗をあまり深植えにならないように、やさしく、しかもあとで水をかけても
倒れないように(ここが難しい)植えます。植え方はその農家によっても違いますが、
だいたい80cmのベッドに6条植えが標準です。
苗を植えたところ |
Aへ続く・・・